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学生記者の感想

▼担当学生記者
石井千絵(22歳:取材時)

▼取材日
2004/12/15(水)

▼取材時間
15:00~17:00

▼取材地
ポプラ社@四谷三丁目

▼取材の雰囲気
取材場所は、『かいけつゾロリ』シリーズで有名なポプラ社。初めて入る出版社に緊張と興奮をしたまま、取材に突入。そんな私たちに温かい紅茶とパンを出して下さり、フランクな雰囲気の取材となりました。本の探偵さんとは、どんな方なのだろう?と胸をときめかせてお会いした憧れの赤木さん。鋭く、どんな質問にもすぱっとご自分の考えを述べる赤木さんに、私たちは驚いたり、頷いたり、考え込んでしまったり。感情がめまぐるしく動きました。また、赤木さん節にぐんぐん引き込まれ、笑いの絶えない時間となりました。取材時間を気にしつつも「あ~終わらないで欲しい!」と強く思った取材でした。

人に要求されてこそ仕事
担当学生記者: 石井千絵(22歳:取材時)

私はこれから、本に関わる仕事として、書店で働こうと決めています。そこで、お客さんに本について聞かれたら、すぐ答えられたり、ベストセラーとは別に面白い本をどんどん提供していける書店員になっていたいと思っています!でも、赤木さんにそう言われて考えました。「私がやりたい!」と思っていることは単純に“私が”やりたいことで、決して求められるものだかは分からないことを。図書館と違って、書店は、売上を上げていかなくてはいけません。私が面白い!と思っても、売れなくては話になりません。だから、何よりも「人に要求されることで私ができることは何だろう」と常に考える社会人になりたいと思いました。

私は、人に要求される仕事をしたいです。それには、まず周りの人から何かを聞かれるようになることが目標です。「このことだったら、石井さんかな」と、人が頭に思い浮かべてくれる存在になりたいです。そのころには、もしかしたら、自分なりの本との関わり方も見えてきているかもしれせん。今から、そうなったら楽しいだろうなあ、とわくわくです。気が早いですが・・。そのためには、うんとうんと勉強しなくてはと、意欲がぐんと湧いた取材でした。

自分の椅子がどこにあるのか探す
同行学生記者: 木田英恵(22歳:取材時)
赤木さんは、人と同じ事をやったのでは駄目だ、という意識が常にあり、「空いている椅子はどこにあるのかな?」と考えながら仕事をしてきたそうです。今あるものの中から選ぶのではなくて、今ないものを生み出そうとする姿勢に、ハッとさせられました。自分の座る椅子がどこにあるのか、私も探したいと思いました。

守られていなかったからだよ
同行学生記者: 大津さなえ(22歳:取材時)

この言葉は、なぜ私達の年代の頃から行動的だったのかという質問を投げかけた時に赤木さんがおっしゃった言葉です。あなた達は守られているからボーっとできるんだと。ドキッとしました。確かに今はいくら不況だといっても、私達、大学生は妥協さえすれば食べていけないという状況に陥ることはない。職業の選択肢も幅広く、それは現代の特権でもあるのだからこそ、何をしていいのか、戸惑う状況で「私に向いている職業って何だー」「何がやりたいのかわからないー」と漠然と悩んでいるばかり。ぬくぬく温かいお湯の中から。振り返ってみると、自分では考えて行動しているつもりでもそこまで危機感をもって動いていたわけではなかった。そう、私には赤木さんのような貪欲さが足りないのだ。私ももっと行動しなきゃ!それもアグレッシブに!との気持ちに駆り立てられました。私は現在就職活動中なので、とにかく色々な職種の人のお話を聞きに行く、実際現場に行ってみる、どんどんセミナーや会社説明会に足を運ぶなどしてどんどん貪欲に動いてみようと思います。

私は赤木さんの様に大学4年間をまるまる費やして、実際に様々な仕事を体験して得手不得手を知っているわけではないので、こんな短時間で何か分かるものでもないかもしれない。それでも、動かないで自分に何が向いているかわからないと悶々とした毎日を過ごすより、ずっと建設的で前進している気がします。赤木さんの一言は、真剣に悩んでいたけれど危機感をもって行動できていなかった甘甘な私に活を入れてくださりました。ありがとうございました。

まもられていない子はすぐ成熟する
同行学生記者: 中桐由貴子(21歳:取材時)
本当に自分の甘さを叩かれているようで恥ずかしかったです。赤木さんは、学生時代から自分さがしを一生懸命なさっていました。それに比べ自分は、のんびり学生時代を過ごし、何かあればすぐに凹み自分自身に責任があるのに何かしら理由をつけて、その場を逃げるように通り過ぎてきた今までを何とかしなければと思いました。どこかに甘えがあるから、そこまで深く考えたりもしなかったんだと思います。やってみなければわからないことは沢山あります。赤木さんもたくさんの経験をして自分に最も向いている仕事を見つけられました。就職を考えたとき、ただどうしようどうしようと悩んでないで、そんな暇があったらとにかくやってみなければと強く感じました。

今の子は守られすぎ
同行学生記者: 杵渕愛(19歳:取材時)
私はこの言葉を聞いた時にとても泣きそうになりました。自分にぐさっときたからです。最近何かが違うと思っていたのは、このことだったのではないかと感じました。

もちろん、守られていることが悪いとは思いません。家庭や学校、社会に守られていないと生きていけません。しかし、守られすぎというところが問題だと思います。守られすぎるとそこに甘えが生じます。そして、いったん甘えると居心地がよくなって、いざつらいことが訪れようとも今度はそこから逃げ出します。常に逃げればいいやという状態ができてあがってしまうと思います。

私はその状態が確立されていました。自分と他人に甘えて、自分という殻をつくってしまっていました。自分の殻を壊さなければならない。そのためには、自分から変わろうと思って主体的に行動することが大事。そう感じました。

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