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学生記者の感想

▼担当学生記者
駒形悠(21歳:取材時)

▼取材日
2004/10/5(火)

▼取材時間
10:30~11:30

▼取材地
文化放送内カフェ@四谷

▼取材の雰囲気
ラジオのコメンテーターを終えてすぐに駆けつけてくださいました。取材は、終始リラックスした雰囲気の中で行われました。ストーリー構成の秘話から、政治問題、奥さんである西門ふみさんのお話までと話題は多岐にわたり、とても一時間の取材とは思えないほどの内容の濃い時間でした。

加治 隆介の議に影響されて、国会議員になった人もいる
担当学生記者: 駒形悠(21歳:取材時)

高校生のとき加治 隆介の議を読んで以来,弘兼さんのファンです。もちろん、島耕作シリーズは完全読破をしています。ですから、今回の取材は、憧れの人に会える最高の機会でした。ましてや担当でしたので少し緊張もしました。

弘兼さんは、上の言葉をさらりと、普通に話しました。ともすると、そのまま受け流してしまうところです。しかし、よく考えると、すごいことではないでしょうか。自分の書いた作品が、読み手に影響しアクションを起こさせる。この時点で、人の人生を変えてしまっているのです。鳥肌が立ちます。かっこいいです。

あと、取材のなかで感じたのは、時代のニーズを嗅ぎ取る能力がものすごく高いなということです。だから、社会派漫画家のパイオニアとして常に第一線にいるのではないでしょうか。高齢社会日本において、弘兼さんの作品は、中年の方のエンターテイメントとしてますます受け入れられていくでしょう。もちろん、若い世代にもです。これからもホントに目が離せません。ついに専務 島耕作も始まりましたし…。最後の取材を弘兼さんにできたことを大変感謝しています。ありがとうございました。

40、50にもドキドキが必要だ!
同行学生記者: 小川真史(22歳:取材時)

どんなことでも吸収するような心の余裕を持って生きていきた いと思いました。自分は、忙しくなったりやることがあると、平気で自己中心的になってしまいます。いかに一歩自分を引いて付き合えるかということだと感じています。

また、悩むことは現実的なことで悩みたいな、とつくづく感じ ます。最近、悩むというより不安なことの方が多くて、あれができないという悩みより、あれができなかったらどうしようといった可能性の恐怖を感じることがあります。 実際に飛び込んで、あれが出来ない、という悩みに持っていき たいと思います。なぜなら、不安は他人にどうしようもないけれど、悩みならアドバイスをもらえるからです。 そうやって、自分一人に問題を押し付けて(というのも変な話 ですが)苦しむのではなく、もっとオープンに悩み頑張りたいと思いました。

運はプラス思考で引き寄せる
同行学生記者: 小林芳(22歳:取材時)

私は悩みの悪循環に陥ることが多いです。それは、ひとつうま くいかないとずっとそのことを考えてしまうからです。 「あれは失敗だったな。凹むなー。」と、済んでから言っても しょうがないことを心の中で反復していることが多いです。 これからは「ここでうまくいかなかったのは、~~だからだ。 そっか、ここでこれを学べたから、気持ち切り替えて次いこう !」と思うようにします。

弘兼さんは、ちょっと思い通りにいかないときも「ああダメだ 」ではなく、「ここで学ぶべきことなんだ」と考えて前向きな 心を失わなかったようです。私は今まで「運なんて自分ではどうしようもない領域だ」と思っていました。それはある意味では正しいですが、部分的には間違いでもあります。過去のことを運のせいにしていては、これから先の運もないものと思います。

今までの運不運について言えば、確かに自分の力でどうにかな らない部分もあったと思いました。しかし、それは結果論です 。「私は運が悪いからこの先もだめだ」と思っていたらきっと 悪いほうにしか進みません。そして、過去に失敗した経験をもう一度思い出してみると、運以上に努力の有無が結果を導いていると思います。つまり、運が悪いから悪い結果が出るのではなく、運の悪さのせいにして努力を怠ったから悪い結果になるのだと。 大切なのは、凹むようなことがあっても、運がどうこう言う暇 があるなら気持ちを切り替えて進んでいくということだと感じ ました。

そうやって前進するにはプラス思考が必要で、プラス思考を常 に心がけていけば運はついてくると思います。

天職は永遠の謎
同行学生記者: 前田みずほ(20歳:取材時)

弘兼さんは漫画家の仕事を自分の天職とは思われていないそう です。たまたま好きでやっていたことが、一番天職に近い位置 にある仕事だと思ったから、選んできたのであって、もしかし て違う方面でもっといい才能を発揮できていたかもしれない、 そう考えたら、天職とは一生かけても答えの出ないものかもし れない、とおっしゃっていました。

私は、天職というものは漠然とあると信じていました。しかし 、あまり深く考えたことはなく、この言葉を聞いて驚いたのと 同時に、妙に納得しました。ある、ないでいうなら私はあると 思っていますが、天職に辿り着くという保証はない。けれども 、今選べる仕事の中で、自分に一番よいと思える仕事を選んで いくことが、いずれ天職につながっていく、そう信じてやって いくことが大事なのかもしれないと、今回の取材で思いました 。

嫌いな人とも付き合う。人間、学べないことはない
同行学生記者: 木田 英恵(22歳:取材時)

弘兼さんは、会社員時代、とてもイヤーな部長がいたそうです 。みんながみんな嫌っている部長と、弘兼さんは帰る方向が同じなので、自分から声を掛けて一緒に帰ったとおっしゃっていました。弘兼さん曰く、 「部長にまでなっているんだから、優秀な人には違いない。な らその優秀な部分から学ぶこともあるはずだ。そしてどうして嫌われるかその理由もわかれば、経験になる」ということでした。 これは目からウロコで、私は苦手なタイプからはすーっと離れ てしまうという生き方をしていたので、この「転んでもタダでは起きない的」な考え方はすごいと思いました。

自分の好きな人たちに囲まれて過ごすのは楽しいけど、肯定ば かりされてもまれることがないんじゃ、人間として伸びないな、とも思ったのです。私は年上の、父親ぐらいの年齢の人と話すのがものすごく苦手なので、そういう人たちと積極的に関わりを持って(できれば克服して)いこうと思いました。

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