▼担当学生記者
松江嘉子(21歳:取材時)
▼取材日
2004/4/30(金)
▼取材時間
10:00~12:00
▼取材地
竹早高校
▼取材の雰囲気
とても静かな雰囲気の中での取材でした。その中で椋本さんは、穏やかな口調でご自身についての興味深いエピソードをいろいろ話して下さいました。体育祭が近かったため学生さん達が揃いのTシャツを着て練習をしている姿が見えて、とても懐かしい気持ちがしました。
これは「広く深く」が人生のモットーである椋本さんが、どうしたらひとつひとつに深く入り込んでいくことができるのか、というお話の中ででてきた言葉です。
私は以前いろいろなことに手を出して、結局やっている自分自身に満足してしまいひとつひとつはきちんと理解をしていなかったという経験がありました。しかし今回椋本さんのお話を聞き、とにかく自分の意思でやり始めたことには集中するという意識を常に持とうと思いました。
集中して取り組むことは一見簡単そうですが、椋本さんのように本当に自分がやりたいことが見えてくるまで何かに没頭するというのは、とても難しく強い意思が必要だと感じました。
学生のころ何でもやりたくて何にでもなりたくて、一つに絞ることができなかった椋本さんが師匠に言われた「何でもお金がとれるレベルまでやれ」という言葉や結婚を機に、情報教育というひとつのことを一生懸命やったら、やっていることがどんどん面白くなっていった、というお話がとても印象的でした。
また「させていただくという気持ちでいつもいる」という言葉に椋本さんの謙虚さを感じました。
「何でもなりたい」という姿が少し前の私に似ているなと思いました。自分の進む道がたくさんありすぎて「何にでもなれる!」という希望と「どれを選ぼう」という困惑が一緒になっていました。この時大切なのは、まず本当に大事なことを見極めること、そしてそれに決める勇気を持つことだと思います。
自分の将来を決める時「大学を卒業するから」という外側の要因はとても大きいと思います。その中でも積極的に決める、納得して決める、その決定に自信を持つということが大切です。そのためにも早いうちから行動し、何が大切かを考え抜き、納得いく決定を自分で下すことを心がけようと思いました。
今はインターネットなどから簡単に大量の情報を入手できるけれど、そこに目的意識や問題意識がなければ無意味なんだ、という椋本さんの言葉が自分の今の状態と重なる部分があると思いました。
いろいろなことにむやみやたらに手を出しても、何をしたいのかという目的意識がなければ結局は何も得られないのです。自分の将来に直接つながることではないかも知れないことでも、その時やっているものには集中してきちんと取り組んでいこうと思いました。
椋本さんは興味が幅広く、やりたいことがいっぱいあったけれど結婚を期に今やっている教育を一生やっていこうと腹が据わったと言っていました。
私もいろいろなことに興味を持って手を出してしまうことがありますが、同じことに取り組むにしてもどれだけ真剣に取り組むかで、面白みやそこから自分が得られるものの大きさも変わってくると思います。
私も一生かけてでもやりたい!と思えることを見つけたいと更に思いました。まずはその時々でやっていることに集中して取り組んでいこうと思います。今まで「先生」にあまりいいイメージを持っていなかったのですが、椋本さんのような素敵な先生が私の周りにもいたらよかったなあ、と羨ましく思いました。
椋本さんは色々なことに興味を持っていますが、自分の基準としてそれらのひとつひとつを人に教えられるレベルまでやる、ということでした。しかし椋本さんの師匠は趣味をお金が取れるレベルまでやるそうです。
私は将来絶対これをやりたい!ということがあるのですが、それは趣味の範囲のものであって、時間がかかる上に仕事ではないのでお金が稼げません。なので将来本当に実現できるのかな、とやや不安になってしまいます。
でも、それでお金が取れるようになればいいのか!と今回発見することができました。自分で職業を作ってもいいだろうし。他の趣味に関してもこれは趣味だから、と言い訳をしないでお金が取れるレベルまでやる!という気持ちで取り組むというのはなんていい発想なんだろうと感動しました。
私もそれを頭の片隅に置いて、挑戦してやろうと鼻息荒くしています。