インターネットのお仕事人辞典 トップページ > インターネットのお仕事人辞典(R) > ナビゲーター:岩邊孝之さん[ペットコンサルタント] > インタビュー
1.ペットを売るだけが仕事じゃない。

 

記者(以下、記): ペットを買っていくお客様に対して、「ちゃんと育ててくれるかな」なんて不安になったりすることはないですか?

岩邊さん: それは、ないですね。私たちは真剣にお客様の環境に合った動物を、お客様の飼いたい希望を踏まえたうえで、お勧めしています。育て方や、その後の繁殖の仕方など、動物に関していろいろなことをお客様とお話ししたり聞いたりして、答えを出すようにしているので、買っていくお客様に不安は感じていないです。「動物に対してどういう気持ちでいるのかな」とか、「どういう育て方しているのかな」とか、気にかかるところはしっかり確認しています。それに私たちは、ゆりかごからお墓まで全てカバーしています。また、家庭犬の訓練・指導、それから美容、ホテル、ペットシッター配達なんかもしているんですよ。あくまでもお客様に動物を売るだけじゃなくて、動物に関すること全部を仕事にしています。

記: やっぱりお客様とお話をすることは大切ですか?

岩邊さん: そうですね。お話を聞くと、だいたい雰囲気なんかでいろいろとわかってきます。このお客様はこういう飼い方をするのだろうとか、このお客様は甘やかすだろうとか。家族だと、大体は子供が飼いたいと言いながら、実際に一番面倒を見るのはお母さんだから、そのあたりお母さんにはしっかりと、飼い方など説明します。

やっぱりお客様に与える安心というのは大事です。安心とは何かといったら的確なアドバイスをしてあげることだと思います。例えば、「こういったときはどうしたらいいんだろう」とか、そういう不安をお客様に抱かせないために、こちらが100%疑問に答えて行動できるようにすることですね。“生きている”動物を育てていく上では、やはり相談にのるとかそういったフォローがとても大事だと思っています。

記: お仕事をしている中で、その他にも気にかけていることなどありますか?

岩邊さん: やっぱり細かいことでも一つ一つベストを尽くすことですね。信頼を得るというか、お客様にごまかしは通用しないですからね。質を高めていかないと、お客様は答えてくれないです。

記: 質を高めるというのは、動物たちに愛情を注ぐということですか?

岩邊さん: そうですね、愛情を注ぐことです。動物たちの体調とか、毛並がきれいで汚れていないかとか、そういうところで質は分かりますからね。汚い環境だったら、動物が病気にかかる可能性もあります。だから、お店の衛生面にも気をつけています。だけど、そういったチェックや手入れも当然大事なのですが、やはり一番大切なのは、自分達がちゃんとした知識と考えを持った上で、お客様にその動物を提供することですね。

記: ところで、今日お店に入ってびっくりしたのですが、大きな犬が放し飼いにされていますね?放し飼いというのは他の店であまり見ないですが。

岩邊さん: やっぱり動物は、触れてみてもっと良さがわかるじゃないですか。あの子達はこの店のマスコットであり社員であり手本なんです。なぜ放し飼いにしているのかというと、お客さんが動物に触れ合うきっかけを作って、もっと動物について知ってもらいたいのです。生きているものですから、やっぱり生きたナマを感じ取ってもらわないとね。表情とか匂いとか毛並みとか、触るとなんとなくその良さを感じ取れるわけですよ。

記: 動物を触ることで癒されるお客さんも多いのではないでしょうか?

岩邊さん: 大勢いらっしゃいますよ。私も、毎日癒されています。このお店の周辺には会社が多くて、昼休みの時間帯は会社員の方々の癒しの場にもなっているんですよ。子ども達もよく学校の帰りにこの店に遊びに来てくれます。だからこそ、最低限のルールと言いますか、例えばこの動物たちがお客様に飛び掛らないだとか、そういうことに関しては注意をしています。

 
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