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▼担当学生記者
露谷理香(21歳:取材時)
▼取材日
2003/11/17(月)
▼取材時間
13:30~15:30
▼取材地
ナビゲーターさんの仕事場@多摩プラーザ
▼取材の雰囲気
齊藤さんのお仕事場となるアパートの一室で、とても落ち着いた雰囲気のなかで取材をすることができました。齊藤さんにも楽しそうにお話をしたいただき、終始笑顔の取材でした。
私も最近、完璧ってなんだろうって考えていました。私は自分が納得できるとこまでやれないと、すごく自己嫌悪になります。また、失敗を恐がってしまいます。
齊藤さんは、今でも至らない自分のまま、でもそれでいい、とおっしゃっていました。ストレスも不安もちゃんと受け入れて、自分を見つめることで前にすすめるのだと。「こうしたい 。でも、できない」っていう発想ではなくて、「できない。じ ゃ、自分のどこを変えていけばいいんだろう」という発想が大 切なのかなと思いました。時間の使い方とか、意識のこととか そういう地道で具体的なこと。自分をみつめるって結構つらい 作業ですが、それがまず一歩なのかな、と思います。
そして齊藤さんは、お仕事を本当に楽しんでされていました。完璧じゃなくても、それを楽しめている人が一番幸せなんじ ゃないかと思います。なんでも、まず楽しむ気持ちをわすれないようにしたいと思います。
助産師というお仕事は、赤ちゃんが産まれるとなれば、夜中でも早朝でも出向くので、先の予定がきちんと立てられないそうです。時には徹夜になることもあるそうです。それでも、齊藤さんは人の誕生に立ち会えることへの感動、ワクワクと込み上げてくる思いがあるから、それはストレスではないとおっしゃっていました。今回、この「ワクワク」と自分の中から湧き上がる思いがあるというのは、私には新しい発見になりました。
齊藤さんは将来、バースセンターをつくりたいとおっしゃっていました。私からみても、すばらしい夢だなと圧倒される思いがしました。何歳になっても、若い人からすばらしい夢だなと思われるような夢を持って、ハツラツに生きていたいと思いました。
齊藤さんの印象は「自然な人だなぁ」というものでした。気負ったものが感じられず、その人がそのままそこにいる、といった感じの方で、話し始めた瞬間から親近感が湧いてくるような方でした。出産の時の写真や詳しいお話を伺って、初めて「出産」というものを身近に感じました。女性にとって「出産」というのは人生においても大きな出来事であるにも関わらず、そのことについて自分が何も知らないことに驚かされました。それまであまりにも遠くで実感すらなかった「出産」が、むしろ怖いイメージを抱いていたものが、齊藤さんのお話を伺って突然夢のあるようなものに思えてきました。
女性は赤ちゃんと一緒に、これまでのことを振り返ったり、新しい自分を感じたりしていくそうです。そして、出産の後、女性はきれいになるそうです。外見も含めて。20、30代にもう一度、生まれ変われるなんて、すごい特権だなぁ、と純粋に思いました。やっぱり、この歳になると、どこか硬くなっていく自分がいて、それをリセットできるというのはとてもうれしいし、わくわくします。齊藤さんのお話を直接伺うことができて本当に良かったです。