|
記者(以下、記): 占いって、なぜ占う人によって結果が違うのですか? 本田さん: 生まれた時間に星がどこにあったかっていうのも決まってるし、今週、星がどう動くかも決まってるのに、なぜ?ってことだよね。それは、解釈の仕方が違うからなんだ。それこそが占い師の能力っていうのかな。当たる、当たらないっていうのは 、結局、占い師がどう解釈したかの結果なんだよね。 記: 占う前と占った後で、その人への見方って変わりますか? 本田さん: それは、やっぱりね。その人の本質が見えてくるからね。占いってのは、人の精神面の解剖っていうか、そういう意味もあるんじゃないかな。もちろん、解釈の仕方によって結果は変わってくるんだけど。でも、ある程度はその人の印象とか、手相がヒントになる。それは、占い師の熟練度とか経験によるんだけど。それと、素質も関係あるかな。 言ってみれば、その人の今までの生き様とか、先天的な素質とかが、目に見える形ではっきりと出てるわけでしょ。それこそ、その人に対してじっくりつきあうくらいのことが、たった何分かの鑑定で分かっちゃうこともある。そこが占いの凄いところであり、面白いところだよね。 記: 占いを始めたきっかけは何ですか? 本田さん: 中学生の頃から、もともと人間への興味があったんだ。性格の違いや、タイプの違い。この人とは馬が合うとか、合わないとか。それって、状況によっても違うでしょ。たぶん、問題意識があったんだろうね。 そして、高2の時に啓示を受けた。っていうか、性格学、心理学といった本に興味を持ったんだね。血液型の分類学や、手相にも惹きつけられたなぁ。星占いには惹かれなかった。手相、人相っていう、目に見えるものに興味を持ったんだ。あとは、学問的裏づけのありそうな、クレッチマンの性格分類学とか。血液型の分類学も。僕が学生だった頃は、血液型占いへの認識度はまだ低かった。だから、周りからは”怪しい”って言われたよ。 記: 逆境の時代を乗り越えてきたんですね。 本田さん: その頃は、人間をたった4つに分類できるわけないとか、批判ごうごうの時代だったよ。本屋でも片隅に追いやられてた。でも、僕はすごく惹きつけられた。能見正比古さんがきっかけかな。 血液型占いってのは、あくまでもタイプ分けだからね。その人の性格を決めつけてるわけじゃない。数ある性格を分かりやすくするためにとりあえず4つに分けてみて、それから人間を分析していこうっていうひとつの手段だから。 今でこそ毎朝テレビでやってるけど、当時は考えられなかったなぁ。僕は自分なりに、人のタイプを分けてたんだ。経験的に。それと、血液型のタイプ分けとがすごく一致したのね。 記: みんなに血液型を聞いて回ったりとかしたんですか? 本田さん: うん、そうだったね。あらかじめ予想してて、当たったらやっぱり嬉しいし。違っても、”何でかな”って、更なる研究に使った。ますます人間に興味を持ち始めたね。 その時に学んだことがあるんだ。人と自分はやっぱり違いがあるでしょ。それぞれ良い面、悪い面を持ってる。人間って、合わないからって人を遠ざけたりしてしまうよね。 分類学を学ぶと、それぞれの違いを認められる。みんなに寛容になれるわけよ。すごく心が広くなるね。人間ってやっぱり面白いなって。 |