▼担当学生記者
伊藤陽平(22歳:取材時)
▼取材日
2003/7/6(日)
▼取材時間
14:00~16:00
▼取材地
遠藤さんのオフィス@浦和
▼取材の雰囲気
取材する前は、遠藤さんについて「自分でも覚えきれないほど仕事を転々としている」とか「あまり悩んだことが無い」とお伺いしていたので、正直どんな取材になるのだろうと思っていましたが、お会いしてみるととても気さくな方で、終始和やかな雰囲気で取材を進めることが出来ました。また、取材後は、お酒の席に同席をさせていただいて、取材中には聞けなかった貴重なお話をいろいろとお聞きすることができました。遠藤さんに実際お会いしてみて、行動力がある方だなと思ったことはもちろんのこと、とても頭のいい方であるという印象を持ち、バランスのとれた方だなと思いました。とても楽しい取材になりました。
私は以前から「何を仕事にするか」ということにばかり目が行っていました。つまり、仕事自体でカッコいいか悪いかというのを判断していたのです。
でもそうではない。「何を」やるかではなく「どうやって」やるかが大事なんだということには自分でも最近うすうす気付いてはいました。
そして今回の遠藤さんの取材でそれが確信に変わりました。遠藤さんはいろいろな職を転々とされてきたのですが、遠藤さんの話を聞いているとどんな仕事もカッコよく聞こえるのです。
つまり、遠藤さんは、遠藤さんいわく「特に仕事を選んできたというわけではなく、目の前のことをただ一生懸命やってきただけ」なのですが、同じ仕事をする上でも「どうやってやるか」という部分に非常にこだわっていたそうです。
もちろんどんな仕事をするかということを考える事は非常に重要なことですし、私自身も一生懸命考えてきて、そして今も考えています。
しかし、最近では少し仕事というものを選びすぎている感もあります。もし、与えられた環境があるのであればそこで「どうやってやっていくか」ということを考えながらやっていくことによって、どんな仕事でも魅力的に見えるし、輝けるのではないかと思いました。
自分が今就職というものを目の前にしている状況の中で、今回の取材というものは非常に参考になりました。
遠藤さんは中学1年生まで胃弱体質で、夏休み中は夏バテでほとんど寝ているようなお子さんでした。そのため性格もおとなしく、学校ではいるかいないか分からないような存在だったそうです。
薬を使っても治らないため、中学1年生の夏休みに1ヶ月間、湯治を行います。すると効果てき面で、丈夫な体に変わり、山登りさえもできるようになりました。性格も積極的になり、気持ちが前へ出ていくようになったそうです。
さらに、完全に変化したのが高校時代でした。高校3年間は山岳部に所属し、ここでの訓練によって完全な体育会系に生まれ変わったそうです。遠藤さんにとっては、この山岳部の経験が、ひとつのターニングポイントであったようです。そして、この経験から出てきた言葉がこのオンリーワンワードです。
変わりたいという強い意志があれば、絶対に変われる。変わりたいのに変われないのは、心から変わりたいと思っていないからだ。常々私はこう考えていました。だから、遠藤さんの言葉が私の心にフィットしたのだと思います。
私にも変えたい自分の側面がたくさんあります。時と場合によって、他人の反応を気にして自分を押し殺してしまうところ、持久力がないところ、短気なところ、要領のよくないところ、挙げればきりがありません。
この中には、変えようと努力しているものもあれば、変えたいと思っているくせに何もしていないものもあります。努力しているものは、やはり徐々に改善されており、何もしていないものは、やはり何も変わっていません。
ごくごく当たり前なことだけれど、これを認めることはなかなか出来ないと思うのです。というのも、変わりたいのに変われないことに対しては、ついつい周りのせいにしがちだからです。「この場がいけないんだ。」「このタイミングが悪かったんだ。」などと。
でも、本当は周りが原因ではなくて、自分の意志の弱さが原因なんですよね。本当に変わりたいと思っていたら、それなりの努力をして 最終的には変われるはずですよね。だから、変われないことにくよくよと悩む前に、それに対する自分の意志と行動を確認してみようと思います。