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7.若者へのメッセージ ~悩めることは幸せなこと~

 

記: 人生において大事にしているポリシーはありますか?

本城さん: まず「楽しむこと」です。 そして「思考よりも試行」、「役割よりも存在」、「上手よりもまめ」の3つが僕の大事にしているポイントです。 「思考よりも試行」というのは、考えてばかりいるよりも試しに行動してみた方がいい、という意味です。もちろん考えることもすごく大切ですが、黙って椅子に座って本ばかり読んでいても世の中は変えられないし、自分も変わりません。でも行動して試してみれば、失敗するかもしれないけれど誰かに影響を与えられるし、それによって自分も変わりますからね。 「役割よりも存在」というのは、決して役割に固執せずに個人としての存在感を高めることが大事だ、という意味です。もちろん「役割」というものはすごく意識しなくてはいけないし、社会人として全うすべきものだと思いますが、それだけではつまらないでしょう。例えば僕だったら楽天株式会社取締役副社長という「役割」で認識されるよりも、本城愼之介という「存在感」で認識して欲しいですね。僕が楽天という会社を離れたり、取締役副社長という肩書きがなくなると僕の価値がなくなってしまうかというと、そうではないはずですから。 「上手よりもまめ」というのは、うまくやろうとすると臆病になってしまったりするけど、別にうまくやらなくてもいいからこまめに少しずつやっていく方がいい、という意味です。感動巨編のラブレターを書くより、携帯電話で毎日ちょこちょこメールを打つ方が女の子の気をひきやすいかもしれないですしね(笑)。やっぱり仕事もそうで、人間は完璧じゃないからあまり上手にやりすぎようとするとすごく時間もかかってしまうので、だったらこまめにやっていく方が大事だと思います。

記: 起業を目指す若者にメッセージをお願いします。

本城さん: やってみましょう!失敗してもいいので、やりたいと思っているのだったら、とりあえずやることです。

記: 将来に悩む学生にメッセージをお願いします。

本城さん: 悩んでいるのは悪いことではありません。「悩むのは良くないことだ」という感覚があるようで、「悩んでるんですけど、どうしたらいいでしょうか?」と質問されたりするのですけど、そういう感覚は本当におかしなことです。何をしようかという選択肢がたくさんあるのはすごく幸せな状態なのではないでしょうか。発展途上国ではやりたくもないのにつらい仕事をしなくてはならない人たちもいるし、日本も昔であれば職業は本人の意思とは無関係に決められていたわけですからね。今は悩んでいる状態なのだからそれを受け入れて悩んでおけばいいと思います。あとは色々な人に会って色々な話を聞いて、色々なことをやってみる中で、ヒントは出てくるのではないでしょうか。悩むことさえも、楽しめるようになれるといいですね。

 
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