インターネットのお仕事人辞典 トップページ > インターネットのお仕事人辞典(R) > ナビゲーター:本城愼之介さん[株式会社音別 代表] > インタビュー
4.仕事とは「生き方」であり、楽しいことをやる

 

記: 仕事をしていてつらい時はどんな時ですか?

本城さん: 徹夜しなくてはいけないというように肉体的につらいことはありますが、精神的につらいということはあまりないですね。自分の責任において物事を決めることができるという充実感がありますから。リスクを負わないと絶対にリターンや成功はないとも思っています。例えば、電車の中で年配に見える人に席を譲ろうとすると、もしかすると「私はまだ若い」と怒られるかもしれない。そのまま座っていることももちろんできるけれど、とりあえず譲ってみればすごく感謝されるかもしれませんよね。やはりリスクを犯して冒険しないと人のためにはならないし、人と関わりを持てないでしょう。人と関わりを持つということはすごくリスクがありますけど、知らない人とつきあうことで新しい出会いもあります。リスクとリターンの考え方は、ビジネスや投資の世界だけではなくて人付き合いにもあてはまると思っていますから、それを考えると全然つらくないですね。

記: 仕事におけるポリシーはありますか?

本城さん: やりたいことや、自分が正しいと思っていることをやります。間違ったことや、自分が正しいと思わないことはやりたくないですからね。最初は正しくないと思っていても、ちゃんと自分が納得してからやりたいです。やはり楽しいことをやりたいですね。僕がとてもお世話になっている方が、「人間の活動はすべて自分が長生きするためにある。人間は楽しいことをやらないとストレスがたまって死んでしまうから、仕事も楽しい方がいい」ということをおっしゃっているのですが、その通りだと思います。ストレスがたまるのはいやですから、仕事は楽しい方がいいですね。つらい仕事でも、どうしたら楽しくなるかを考えて、楽しくやるようにしています。例えば、すごく大変な単純作業でも、かかる時間をどうやって短縮するかを考えて競争意識を持つとか。やはりなんでも物の捉え方次第で楽しくなります。つらいことや、やりたくないことでも、そういう風に視点を変えればいいのではないでしょうか。

記: ビジネスは本城さんにとってどういう意味を持つんですか?

本城さん: 「ビジネス」という言葉の持つ意味と、「仕事」という言葉の持つ意味は僕にとって若干ニュアンスが異なります。「ビジネス」は生活するために稼ぐ手段だという気がしています。 一方で、「仕事」はもっと自分の生活や生き方にすごく密接に関わっているものだと思います。せっかく自分の限られた時間を費やすのだから、楽しいことや満足感を得られることをするということが大切です。今まで「ビジネス」ではなく「仕事」をして、自分の時間をすべて有効に使ってきたつもりですし、楽しいことをしてきたつもりです。もし、やっていることがつまらなくなってしまったら、その職をやめるかもしれませんね。今の楽天の仕事は「仕事」であって、それに対してすごく時間を使っていますし、ストレスも感じずにやっています。「仕事」が「ビジネス」につながることが僕にとっては大事です。

 
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